企業は組織である以上、
個人プレーによって成果を上げたとしても、
その成果をすべて個人に帰結することは間違っています。
一方で、
個人の成果を適正に評価しないと、
個人のモチベーションが向上せず、
全体的な業績の停滞を招きます。
さらにもう一つ、
成果や年功だけでなく、役割という概念も非常に重要なのです。
社長には社長の、取締役には取締役の、
部長、課長、係長など、それぞれの役割があるほか、
企業が社会の中で存在する上での役割があります。
最近の大河ドラマでは毛利の外交僧として安国寺恵瓊が登場しますが、
彼は諸国間の外交における顔というべき役割を担っています。
福祉の業界でも、いろいろな役割があります。
最もいい例が「管理者」です。
例えば介護サービス事業所の管理者には、必要な要件となる資格があります。
居宅介護支援事業所の管理者には、介護支援専門員を充てなければならないなど。
ところが、社内での地位は平社員にすぎないということは、多々あります。
社内での地位、
社外での役割、
経験、実績、業績など、
会社の実情に応じた、多方面から評価することが必要なのです。
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