昨日、広島県社会福祉士会の「権利擁護センターぱあとなあ」の名簿登録者会議に
出席させていただきました。
事務連絡とグループワークが行われ、会議の後は懇親会でした。
グループワークでは、「こんな時、どうする?」が主なテーマです。
被後見人等から様々な希望を言われた時、
果たしてどうするか?
権利擁護という視点は、ともすれば効率化の観点から閑却されがちで、
そこで権利擁護に携わる専門家が目をつむってしまえば、
誰も本人の希望をかなえることができず、救済する者がいないという状況になります。
判断力が低下すると、本人の希望よりも周りの状況が優先的となり、
周囲もそれを当然のこととするようになれば、本人の権利侵害につながりかねません。
もちろん、周囲の人間関係や生活環境との折り合いを付けていかなければ、
社会的な生き物である人間は生きていけないのですが、
成年後見という制度は、権利擁護のための手段の一つなのです。
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