生まれた年代ごとに、○○世代という言葉がよく使われます。
「団塊世代」「バブル世代」「氷河期世代」「ゆとり世代」などです。
私は30代半ばなので、「氷河期世代」に分類されます。就職が厳しかった世代であり、
それは今思い起こしても、痛切に感じられます。
「新卒」で就職しなければ、その後はキャリアでも積んでいないと就職できないという意味では、
非常に厳しい時代といわざるを得ません。
そういう厳しい就職戦線を乗り越えた世代と、大量就職の時代とでは、意識や価値観に
違いが見えるという論調は、一理有るかと思います。
ただ、そういう世代という視点で一くくりにされるのは、やはり抵抗があります。
「ゆとり世代」だから使えないとか、「バブル世代」だから派手好きとか、
あまり色眼鏡で物を見ると、本質を失う可能性があります。
思い込みを廃し、人物本位で人材を発掘するのが本当でしょうが、
大量に面接や人事考課などを行う関係上、
世代ごとの属性で見たほうが、分かりやすく効率的なのかもしれません。
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