2013年10月17日木曜日

街頭無料年金相談

本日、社労士会広島支部の行事で、標題の行事に参加させていただきました。


年金相談から近年の雇用情勢などに話が波及し、とても有意義な会となりました。


数年前よりは、共済関係の相談が多いという印象を受けました。


共済で長年勤め、再雇用で厚生年金に加入するケースなどです。


街頭相談なので、具体的な試算などはできませんが、


年金とは、個人の生き方、働き方が反映するという一面があるため、


相談にあたる心得として、その人の生き方を肯定的にとらえることに心がけました。





冒頭で、雇用情勢について話が及ぶという点について触れましたが、


最近話題のブラック企業に入ってしまったらどうすればよいか?


という相談もありました。これから就職活動をされるということなので、切実ですね。


ブラック企業の定義も様々なのですが、


一つの考え方として、労働時間についての正しい知識を持ってもらうことを伝えました。


1日8時間、週40時間が基本で、そこから様々なパターンが派生します。


現場に近い人間として思うことは、


勤務時間の算定については、どこの会社組織にしても悩むことと思いますが、


人間対人間の関係性の強いパワハラ等も含めて、


完全にブラック企業の被害を防ぐことは難しいにせよ、


労働法のルールに興味を持ってもらうことは必要だと感じました。



無知から様々な誤解や被害が生まれるのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿