本日、社労士会広島支部の行事で、標題の行事に参加させていただきました。
年金相談から近年の雇用情勢などに話が波及し、とても有意義な会となりました。
数年前よりは、共済関係の相談が多いという印象を受けました。
共済で長年勤め、再雇用で厚生年金に加入するケースなどです。
街頭相談なので、具体的な試算などはできませんが、
年金とは、個人の生き方、働き方が反映するという一面があるため、
相談にあたる心得として、その人の生き方を肯定的にとらえることに心がけました。
冒頭で、雇用情勢について話が及ぶという点について触れましたが、
最近話題のブラック企業に入ってしまったらどうすればよいか?
という相談もありました。これから就職活動をされるということなので、切実ですね。
ブラック企業の定義も様々なのですが、
一つの考え方として、労働時間についての正しい知識を持ってもらうことを伝えました。
1日8時間、週40時間が基本で、そこから様々なパターンが派生します。
現場に近い人間として思うことは、
勤務時間の算定については、どこの会社組織にしても悩むことと思いますが、
人間対人間の関係性の強いパワハラ等も含めて、
完全にブラック企業の被害を防ぐことは難しいにせよ、
労働法のルールに興味を持ってもらうことは必要だと感じました。
無知から様々な誤解や被害が生まれるのです。
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